もうすぐ、下巻が出るらしい

三國志曹操伝 上 騎虎の洛陽

三國志曹操伝 中 群雄の彷徨

三國志曹操伝 下 赤壁に決す

（注：下巻は発売前なので未読です）
なんとなく、塚本氏の作品は小前亮氏の作品と同じ雰囲気がしますね。
主人公を魅力的に描こうとするあまり、かえって主人公は定番で平凡な英雄に、
脇役の魅力のなさも目立ってしまうという悪循環な感じです。
お二人とも中国氏好きとしては良い題材で物語をかかれるだけに惜しい。
中国史でいえば経書のみで、緯書を読んでいないような感覚と言うか、
超人的英雄の超人的活躍を見せられてもねぇ、という感覚があります。
もう少し心理的や行動的な葛藤や「人間」としての魅力を描写して欲しいところです。
まぁ、個人的な好みなのかもしれませんが、これに関しては両氏とも毎回感じるので、
これが作風といえばそうなんでしょうけどね。

星は歌う 第1巻 (花とゆめCOMICS)

どーでもいいですが、フルーツバスケットまともに読んでないのに
この作品を買う人も少ないのでは、と思ってみたり。
結構面白そうな感じですので、今後に期待。